2018年卒の同期6名を中心にAI開発会社創業の話題!
麻布流儀編集部です。
2023年3月創業のAI開発会社「株式会社Kiei」は、なんと!麻布の同期6人が中心に立ち上げた会社とのことで、 その1人、2018年卒の桜井竜佳さんにインタビューしました!若い!本人は取材当時まだ大学在学中とのことで お話を聞きました!
<桜井竜佳さん プロフィール>
2018年麻布高校卒業
2023年現在東京大学経済学部在学中
東京大学在学中に広告代理店にてASP事業の新規事業責任者として年商5億円まで育てた後、広告系メガベンチャーでの新規事業のマーケティング責任者を務めた。 現在はAIスタートアップの株式会社Kieiで取締役COOを務める。
ホームページhttps://kiei-inc.jp/
リリースhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000128238.html
Q1 在校時代の桜井さんのことを教えてください!
桜井 部活に関しては、中学はフラッグフットボール部に入っていて、高校からダンス部に入っていました! 文実では資材局に入っていて、69回の文化祭で資材局長をしていました。 文実やダンス部の友人と過ごすことが多く、自分の実家や友達の家を泊まり歩いたりと、典型的な麻布生でした。 ただ、定期試験の点数などはそんな悪くなかったので、比較的根は真面目だったと信じています。
Q2 そこから会社を設立するまでの流れを解説してください! 他の5人のことも解説を!
桜井 最初に、麻布出身メンバーはこんな感じです。
佐久間 耀大(サッカー部)
桜井 竜佳(ダンス部)
島田将太郎(サッカー部)
富田拓実(バスケ部/陸上部)
湯澤達矢(ハンドボール部)
大谷瞭介(アメフト部)
今回一緒に起業したメンバーはみんな高校卒業後にインターンなどでビジネスに関わっていたので、自然とビジネスの話などはするようになっていました。 その中で代表の佐久間が大学卒業のタイミングで起業を決意し、そこで熱いことを死ぬ気で一緒にやりたい麻布生がオフィスに集まり、自然とコミットしていきました。 今でも土日や平日の夜にオフィスに別の会社に就職した麻布生が作業しにきたりしているので、麻布生のメンバーも増えていくかと思います!
メンバーそれぞれは特に高校卒業後の経歴は個性的で、例えば、代表の佐久間は大学在学中に大手デベロッパーのグループ会社で営業責任者を務めていました。
また、島田はカナダやイギリスへの留学ののち、スタートアップにてエンジニアとして社内基幹システムの開発に携わっていました。
富田は一番個性的で、大学に行かずに、サンディエゴや上海などに滞在しながら、フリーランスでエンジニアとして活動し、多くのプロジェクトを遂行していました。
湯澤は大学時代、SEOベンチャーにて経営陣直下のプロジェクトで事業責任者を務めながら、大学卒業後に今は日系の大手SI企業に勤務していて、今は副業として、PMなどをKieiで務めています。
大谷は大学入学後すぐにAIスタートアップで画像解析系のエンジニアとして活躍し、プロジェクトリーダーなども務めていました。 このように大学時代は一緒に働いたりはほとんどなく、それぞれが自分のやりたいことをやりながら、ただビジネスには一定以上関わっていたという感じです!
Q3 AI開発会社ということですが、例えばどんなことをされているのですか?
桜井 今は受託開発やAIのコンサルティングという形でクライアント企業のニーズに合わせて、AI活用の支援をさせていただいています。 行っていることは主に3つあり、ChatGPTなどを組み合わせたWEBアプリケーション開発や、画像解析などモデル構築、データ分析によるマーケティング支援や新規事業の伴走を行っています。
プロジェクトとしては、業務効率化の支援や新規事業の伴走など社内や事業部の横断的なプロジェクトが多いです。 例えば、不動産の物件チラシをAIで読み取り、自動でデータベースに適した情報を入力するシステムの開発やデータ分析による広告効果の可視化などがあります。
Q4 今やっていること、やろうとしていることは麻布時代の何かとつながっていますか?
桜井 麻布時代に身についたポジティブさは大きく影響していると思います。
いい意味で恐れずに新しいことにどんどんチャレンジできているかなと思っており、それは麻布時代に醸成された型に捉われない考え方が繋がっているのではないかなと思います! あとはやはり麻布の仲間と大きな目標に向かってチャレンジできることは、今の大きなモチベーションの一つにはなっているなと思います。
Q5 会社としての目標、個人としての目標を教えてください!
桜井 会社としては大きく時価総額1兆円を目指します! 何より社会に大きなインパクトを残して、日本のモメンタムを取り戻したいという想いがあるので、一つのわかりやすい会社の目標として時価総額1兆円を掲げています。
個人としては、会社を大きくしないといけないのはもちろんのこと、成長する会社に見合うビジネススキルや人間性を身につけていかないなと思います。やはり経営陣の限界が会社の限界だと思いますし、会社の成長スピードについていけなくなったら、会社の経営陣にいるべきでないと思うので、本気で1兆円を目指す会社の経営陣として相応しい人間であるために日々研鑽しないといけないと思っています!!
また、余談ですが、個人的にいつかスタートアップ支援のファンドやスタートアップスタジオを展開したいと思っており、麻布OBの起業家向けの麻布ファンドのようなものも作れたら面白そうだなとメンバーとよく話しています!
麻布流儀編集部 麻布ファンド!まさに、麻布流儀でもクラウドファンディング程度は当初から用意したいと、似たようなようなことを考えていて放置プレイだったので、一緒に考えたいですね、笑
以上、麻布流儀インタビューでした!