麻布OBメンバーの方はログインすることで限定記事の閲覧やコミュニティ機能をご利用いただけます
麻布流儀参加者 現在 256

現代ビジネスに麻布ネタ発見!

麻布流儀編集部
麻布流儀編集部
date:2018/11/7

麻布、開成…難関中学の入試問題が教えてくれる「学力」の本当の意味

と題した記事を発見しましたのでコピペしておきます!

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58230

2016年麻布卒で東大現役生、ロボコンで活躍中

麻布流儀編集部
麻布流儀編集部
date:2018/11/5

今年のNHK学生ロボコンで優勝した東大のロボコンサークル「RoboTech」。世界大会の出場権を得て結果ベスト4と活躍したのですが、その立役者の河村洋一郎さんは麻布2016年の卒業生。インタビューしてまいりました。

河村洋一郎

1996年東京生まれ。麻布では物理部無線班に所属。高2で1年留学し、1つ下の学年として卒業。

2016年東京大学工学部機械情報工学科入学、現在在学中で、RoboTechというロボコンサークルの部長を務めている。2018年、NHK学生ロボコン優勝。「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト2018 ベトナム・ニンビン大会」に日本代表として出場し、「ABUROBOCON AWARD」「2nd RUNNER UP」「Special Award(Toyota Award)」の3賞を受賞。

来年6月の大会を部長として臨む。

 

まず最初に麻布時代の話をお願いします。

河村 物理部無線班に所属していました。高2で留学して一つ下の学年に入ったのでアメリカから帰って仲良くなった友人たちと一緒にいつも昼飯は職員室でした。仲の良い先生がいて、世間話ばかりしていましたね。

 

留学は何をしに行ったのですが?語学研修ですか?ロボコンと関係ありますか?

河村 いえ、文化交流です。留学はロボットとは全く関係なくて、麻布時代の同級生で帰国子女のやつがいて、「俺はアメリカを知っている」とか言ってて、そんなわけないだろう、言い返したかったけど、俺は確かに日本しか知らない、、、と思って、留学しようと思いました。英語はできたほうがいいなとは思っていましたが、英語できないと土俵にも立てない何て思ってはいました。留学中は普通に現地の学校に通ってました。最初英語は全然喋れませんでしたが、最初は授業受けてても宿題が出たのかどうかもわからない感じでした。日本人が全然いないところに行ったのでそこそこ1年で話せるようになりました。

 

ロボコンはいつから?

河村 幼稚園、小学校に入る頃親に科学館に連れて行かれてホンダのアシモを見てめちゃめちゃ感動して。それ以降ずっとロボットに興味があり、小学校からずっと何かしらやっていました。

 

小中高ロボットに関してはどんなことをしてきたのですか?

河村 小学校は科学館のワークショップ、中高は物理部無線班で、電子工作に更け、秋葉原に入り浸っていました。高校生の時にリコーダーを自動で吹くロボットを作りました。僕は音楽ダメで、楽譜とかダメで、麻布ってリコーダーのテストあるじゃないですか。パソコンから楽譜のデータを送るとロボットが吹いてくれる。

 

それでテストは通ったの?

河村 いや、それがテストまでに出来上がらず一年間かかりましたね、笑

 

ロボコンには高校の時は参加してなかったのですか?

河村 はい、もちろんロボコン自体はテレビで知ってたのだけど、大学に入ってからです。ロボコンって、自由に何か作ろうというよりも、勝てるものを作るという何か運動会的なものでどちらかというと好きなものを作りたいって思ってたのですが、東大には意外とモノづくりの部活サークルがあまりなくて、今所属しているサークルくらいしかなくて、まぁいいかと思って入ったのです。そしたら意外と楽しくて、どっぷりはまったんです、笑。

 

東京大学工学部機械情報工学科では何を学んでいるのですか?またロボコンから学ぶものは?

河村 まさにロボット分野を学んています。研究室にいる人よりもロボットの方が多いような環境です。自分のロボコンサークルの専門は機械設計ですが、それだけではダメなので大学ではロボット全般を学びます。でも部長として今学んでいるマネージメントみたいなことは研究室では学べないので、ロボコンからそんなことを学んでいますね。

 

ロボコンの魅力とは?

河村 ロボコンってテレビ放送とかで見ると技術や工夫などのテクニカルな部分をフォーカスされがちなんですが、私はサッカーのようなものだと思っています。いろんな人がいてそれぞれ違う得意分野をうまく集めて、一つのものを作るというチームプレイが面白いです。もちろん技術もやるけれど、技術だけではなくチームプレイと技術の両輪を動かさないとです。

 

自分の将来ってどう考えていますか?

河村 今三年ですが、この後、東大の修士へは行こうと思っています。修士でて、大学に残るのか、どっか会社に行くかはまだ決めてないです。ロボットはやっていきたいです。

 

部長になったのはいつ?そして次のNHK学生ロボコンについてはもう動いているのですか?

河村 部長になったのは今年の6月のNHKロボコン終わった後です。来年大会が部長として臨む感じです。NHK学生ロボコンのお題はもう出ていました、次は四足歩行です。ボストンダイナミックスとかで有名な犬や馬みたいな走るやつですね。いま頑張って作ろうと始めたばかりですが、学生でもちゃんと勉強すれば頑張れば作れると思っていまいろいろやっています。来年の5月には僕らが作った四足歩行ロボットが出ると思いますので注目してください。

 

ゼミとかは決まってるんですか?

河村 今ちょうど始まって振り分けの前段階ですね。僕はヒューマノイドの研究室ですが、同じ機械情報工学科の中にはバイオもやっていて生物の脳を完全に模倣しちゃおうみたいな研究をしているところもある。蛾の脳みそに電極を刺して、蛾をサイボーグ化させてロボットを動かそうってなことをやってたり、あとはAR、VRみたいなことをやってたり。いろんな分野、画像処理、人工知能など選べますね。僕はヒューマノイドの研究室なのでまさにアシモ、みたいな人型、手と足と胴体があってみたいなものをやっていきます。

 

今思っていることをどうぞ。

河村 ロボコンでやっているような四足歩行はとにかく速く走れることを考えています。今世の中に出ているものよりもっと速く走らせようと思っています。興味あるのは囲碁や将棋でAIが勝ちましたってのはあると思いますが、ロボットが人間を超えるもの。工場の中でこうやるとかじゃなくて、外に出てロボットにとって把握できない状況の中で動くってのは難しいのですが、そういう環境でも動いちゃうロボットってのを作りたいと思っていますね。人間よりも巧みに動けるみたいな。宙返りしているロボットとか有名なのありますが、人間の動きを超えていく。人に近づこう近づこうとやっていますが、さらにその先で人間をロボットが超えるようになるのではなぁと。

 

人が行けないところにレスキューで行くロボットなんでものもあると思いますが、そのあたりに興味はありますか?

河村 実用的なことを考えると、人型ではなくキャタピラで行った方がいいと思いますが、僕が研究でやるのはそういうのではなく、自動運転、自動運転と言われている中で、あえて、自動車を運転するロボットを見たいな。僕自身、ロボット業界で何ができていて何ができていないかもわかってないので、まだまだ勉強です。

 

来年のNHK学生ロボコン、そして河村君のこれからに注目です!インタビューありがとうございました!ぜひみんなで河村君の活動を応援しましょう!



で、ここまではインタビューでしたが、今回は単なるインタビューではありませんでした。というのも、麻布流儀代表の前田と、ベッコフ日本法人社長にもお越しいただき、河村さんの3人を共同代表としてあるプロジェクトを立ち上げようという話に繋がるのです。

 

AZABO PROJECTはじまります!

興味ある方は、インタビューの後、色んな話を3時間くらいしたのですが、インタビュー終わりの約20分間の音声を公開します!

音源の冒頭に麻布流儀の前田がAZABO PROJECTについての思いを語っています。

内容としてはこれだけなのですが、ロボティックス、AI関連のAZABU  OBのみなさま、ピピっときた人はぜひ一緒にやりませんか?



下記の音声は聞き取りづらくてすみませんm(_ _)mもともと取材原稿起こし用に録音したものですが、話しているメンバーの許可をもらいましたので公開しておきます。下記のウィンドウはデフォルトで音声が「切り」になってますので、ウィンドウの右の音声を上にあげてからお聞きください。

さぁ麻布OBでロボットAI関連で色々絡んでくれる人募集です!AZABO  PROJECTのグループに参加して、情報をどんどん書き込んだり自己紹介したりしてください!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

「AZABO PROJECTグループ」Facebookグループ

麻布流儀サイトのSNS機能をオフにさせていただきます!

麻布流儀編集部
麻布流儀編集部
date:2018/11/2

いつも麻布流儀をご覧いただき誠にありがとうございます。

このサイトは麻布OBの交流を目的として、様々なインタビューやニュースを公開しておりますが、実は独自にSNS機能をご用意しておりました。(プロフィール機能、友達機能、グループ機能などがありました)当初は会費制を検討していたため、SNS機能をより開発していくつもりでしたが、麻布流儀サイトは完全に無料化しましたため、この部分は麻布流儀Facebookページ麻布流儀Facebookグループで補うことにさせていただきましたので、

11月中旬に、この独自SNS機能をオフにし、サイト自体の動作の向上を図りたい

と思います。

つきましては、あまり利用されてはいないとは存じますが、麻布流儀のプロフィール機能や、友人機能などを使用されている方は、11月中旬でその機能は外させていただきますので、ご了承お願いいたします。バックアップ等必要な方はご自身でそれぞれ11月中旬までに行ってくださいますよう重ねてお願い申し上げます。

ログイン情報等への変更は特にございません。

引き続き、記事投稿機能はご利用いただけます。SNS的な交流は引き続き、麻布流儀Facebookページ麻布流儀グループをご利用ください。

ご理解のほどよろしくお願いいたします。

10月24日の開業医イベントレポ

麻布流儀編集部
麻布流儀編集部
date:2018/10/31

2018年10月24日、1993年麻布卒の有本雄観さんのお店、ワインワークス南青山にて、「麻布クローズドだから語れるオープン&ディープな開業医のリアル」が開催されました。

麻布OB同士だから話せる開業医の本音を語り合い、互いにアドバイスしたりこれから開業を考えている医師の方を応援したりするのがこの会の狙いです。

今回、医師や看護師、病院経営者などの医療関係者や、開業支援コンサルタント、会計士など医療に関係する職種の麻布OB23名が参加する、熱い会となりました。

第1部は1992年麻布卒でともに2017年に開業した後藤英晃氏(消化器内科 東京都北区王子 ごとう内科院長)と高橋宏和(脳神経内科 千葉県船橋市:高根木戸 中條医院院長)による同期ぶっちゃけ対談を行いました。内容は「開業の経緯」「新規開業と継承開業の比較」といったスタンダードな話から、「医療モール内ってほかのクリニックとの関係はどう?」「クリニック開業の場所ってどうやって決めた?」「開業コンサルタントって実際どんなことをやってくれるの?」「開業コンサルタントのフィーは?」などなどつっこんだ話まで。麻布同期ならではのぶっちゃけトークに、会場からも容赦のないツッコミも飛びました。

第2部は1995年麻布卒でクリニック経営者の木下教之氏(千葉県八千代市 医療法人社団相心調和会 常務理事、薬剤師)による「いろいろな開業医や開業を目指す医師とかかわって経験したこと」をテーマにご講演いただきました。木下氏は製薬メーカーで研究やマーケティング、経営管理に携わったのち、調剤薬剤師や医薬業経営のサポート業務を経て、2015年に千葉県八千代市にWELNESS耳鼻咽喉科を開業し、2017年に医療法人 社団相心調和会を設立、クリニックの経営、運営・管理と医師の診療サポートをされております。

開業を支援してきた木下氏から、「開業までの落とし穴はどこにある?」「医師ならではの注意点」といった具体的な話から「行動することを恐れず、様々なことにチャレンジしていくべき」という医師へのエールまで、参加者が勇気づけられる話ばかりでした。

後半は、参加者全員の自己紹介と和気あいあいの交流で、あっという間の2時間半となりました。

夜10時の閉会後も、美味しいワインを片手に交流と議論が展開され、とても楽しい夜となりました。

今回は直前の開催だったため日程があわず参加できなかった方も多く、「次回は参加したい!」とのご要望も多く、次回は2019年2~3月ころ、麻布OBの病院経営者をお招きして「病院経営のリアル」をテーマに第2回交流会を開催予定です。

詳細決まりましたら告知させていただきます!

 

(文責 高橋宏和)

 

「中野 純 作陶展」松屋銀座で開催中

麻布流儀編集部
麻布流儀編集部
date:2018/10/26

1991年麻布卒の陶芸家、中野 純さんの個展が、松屋銀座7階「遊びのギャラリー」にて10月30日(火)まで開催されている。今年で16回目となる同展では、この2年間に制作された新作の食器、花器、茶器など約200点が展示されている。

 

中野 純

1972年 千葉県生まれ。1991年 麻布高校卒業。 1996年 東京大学文学部社会学科卒業。 大学1年の時に陶芸に出会い、出会ったその日にこれを生涯の仕事にすると心に決める。在学中に小さな電気窯をもち、陶芸制作を開始。 卒業後の3年半は、集英社にて雑誌編集の仕事に携わり、写真家の立木義浩氏をはじめ様々な出会いに恵まれる。 2000年より集英社を離れ作陶に専念。同年5月の松屋銀座本店での初個展を皮切りに、名古屋、神戸、岡山、広島、金沢、熊本、富山、福岡、仙台と、徐々に発表の場を広げている。 アトリエは当初東京都練馬区立野町にあったが、2006年末に千葉県長生郡長柄町に移転。緑に囲まれた静かな環境の中で制作に打ち込んでいる。

公式ウェブサイトはこちら





 

 

 

 

 

麻布時代は帰宅部だったという中野さん。大学1年の時に陶芸と出会い、その日にこれを一生の仕事にしたいと思ったそう。それをそのまま通してしまうあたりが非常に麻布っぽい(笑)。 陶芸というモノづくりの原点を語っていただいた。

「麻布時代は特に工芸に興味を持っていたわけでもないし、よくわからないんですよね…ただ振り返って思い起こしてみると子供の頃レゴブロックが好きで、作ってはまたバラしてまた別のものを作って、というのを延々と繰り返して遊んでいました。それがずっと今も続いているのかもしれません。」

大学在学中からすでに陶芸制作を始めていたそうだが、1996年大学卒業後、大手出版社に就職して3年半ほど編集の仕事をされている。

「大学4年の時、『卒業したら焼き物をやる』と親に話したら『世の中そんなに甘くない』って大喧嘩になったんですよね。今から思えばその通りなんですが…。当時は若かったので勢いで『(親の援助を受けず)自分でやる分には文句言わせないからな』と啖呵を切ってしまって、内心、生活もあるし工房も作らないといけないし、さあ困った…と思っていたところ、友人の勧めで受けた出版社がありがたいことに採用してくれて、3年半ほどお世話になりました。編集者として、カメラマンさんやライターさん、ヘアメイクさん、スタイリストさんと一緒に仕事をしましたが、分野は違えどみなさん自分の腕一本で仕事をされているプロフェッショナルの方々で、いろいろ刺激をいただきました。」

26歳で出版社を退職。陶芸制作に専念するようになって5ヶ月後に、この松屋銀座にて最初の個展を開催したという。以来少しずつ発表の場も増え、これまで東京で16回(今回含む)、全国では通算50回以上の個展をされているそうだ。 またここ数年は登山を始め、自分の陶芸作品を持って山に登り、それを撮影した写真作品を個展でその作品と一緒に展示するなど、従来の陶芸の範疇を飛び出した新しい試みも興味深い。これは古代中国の神器「鼎(かなえ)」に着想を得て作られたものとのことで、大自然の岩山との組み合わせを写真に撮り、それを手漉和紙にプリントした掛け軸とその実際の作品との対比が楽しめる作品である。

器の中のきれいな青が印象的だった。ぜひ中野 純さんの個展に足を運び、この展示をご覧いただきたい。個展は10/30(火)午後5時まで。中野さんは会期中在廊されており、「お立ち寄りの際はぜひお声掛けください」とのことだ。

<メンバー限定>2017年物理学賞に麻布OBが貢献(後編)

麻布流儀編集部
麻布流儀編集部
date:2018/10/1

2017年物理学賞に麻布OBが貢献(前編)

麻布流儀編集部
麻布流儀編集部
date:2018/9/28

*アインシュタインが導いた重力の基礎方程式

アインシュタインが1915年から1916年に一般相対性理論を発表し重力波の存在を予測してから約100年。重力波は中性子星やブラックホールの連星の合体や超新星爆発などから発生すると考えられてきたが、これまで直接検出されたことはなかった。ついに2015年9月14日、米国のLIGO検出器が世界初の重力波の観測に成功。2017年ノーベル物理学賞として、米マサチューセッツ工科大学のワイス博士、カリフォルニア工科大学のソーン博士、バリッシュ博士の3氏が受賞。これを他国の研究だから私たちとは遠い世界のニュースだなんて軽く流してしまってはいけない。この研究に1991年麻布卒の新井宏二さんが参加していたのである。

アインシュタインは自らが提案した重力の基礎方程式からの数学的な帰結として「光速度で伝わる時空の歪み」重力波を導き出した。しかしその振幅は途轍もなく小さく、重力波はその直接検出を拒み続けてきた。このアインシュタインが置き土産にしていった「最後の宿題」を解くためには、世界中の1000人もの研究者の力を結集して、長さ4kmという巨大な装置「LIGO」を建設する必要があったのである。1991年麻布卒の新井宏二さんはそのLIGO研究所に所属し装置開発に貢献をしてきた研究者である。そんな新井さんに、麻布時代の話からこのLIGOに至るまで様々なことをインタビューした。



カリフォルニア工科大(カリフォルニア州パサデナ)のキャンパスに設置されたプロトタイプ干渉計施設。レーザー保護メガネを掛けて実験中の新井宏二さん。提供:LIGO Lab / Koji Arai

 

新井宏二

略歴

1985/4 麻布中学校入学

1991/3 麻布高校卒業

1991/4-1993/3 東京大学教養学部理科一類

1993/4-1995/3 東京大学理学部物理学科

1995/4-1997/3 東京大学理学系研究科物理学専攻修士課程

1997/4 東京大学理学系研究科物理学専攻博士課程進学

1999/6 東京大学理学系研究科物理学専攻博士課程中退

1999/7 国立天文台(助手)着任

2002/5 博士(理学)取得(東京大学理学系研究科・論文博士)

2009/6 国立天文台(助教)退職


2009/7 カリフォルニア工科大着任(至現在)

プロフィール

1999年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程中退.2002年博士(理学)取得(論文博士).1999年より国立天文台助手・上級研究員・主任研究員・助教としてTAMA300重力波検出器の開発に従事.2009年より米国カリフォルニア工科大にてLIGOプロジェクトに参画,Senior Research Fellow,Research Assistant Professorを経て,現在Senior ScientistとしてAdvanced LIGO重力波検出器の開発に携わる.専門はレーザー干渉計型重力波検出器開発,光学精密計測,低雑音エレクトロニクス,リアルタイム制御.2016年にSpecial Breakthrough Prize In Fundamental Physics,Gruber Cosmology Prize各受賞.2017年Princess of Asturias Award for Technical & Scientific Research受賞(LIGO Scientific Collaborationとして).日本天文学会,米国物理学会各会員.

 

まず最初に麻布時代の新井さんのことを教えてください。

新井 小さい頃から特に宇宙限定ではなく理工学一般に興味がありました。10歳頃にプログラミングなる「全く新しい概念」に遭遇してハマり、麻布ではパーソナルコンピュータ同好会に入部しました。中学時代はゲームで遊ぶか自作するかしかしていませんでしたので、だいぶ成績は良くなかったです。数学で赤点をとったりとか。なんとかなっていた理科だけに頼りきってなんとか大学受験を乗り切りました。

 

*東京大学、大学院、研究者へ。LIGO研究所の一員になるまでのことを教えてください。

新井 もともと物理は好きだったわけですが、高校時代にさらに魅了された結果、大学で物理を専攻しようと思いました。それで理学部物理学科・大学院と進学しました。麻布ではコンピュータの部活をしていたわりに、それで食べていこうとは思いませんでした。インターネットが表舞台に出てくる数年前で、世界的なITの技術革新についても全く思いが至らず。物理学科では学友の方がコンピュータのスキルは上でしたし、理論物理には全く歯が立ちませんでした。むしろ電子工作とかメカとかの経験で、実験物理の方がはるかに向いていそうでした。

物理の研究者にとって大学院の研究室選びは人生の一大事でありますが、それにあたり私には「自分の手で作った装置で物理を計測したい」という思いがありました。宇宙の観測というのはその点で本質的であろうと思ったのですが、その中でも前人未踏であった「重力波検出」に挑戦してみたいと思いました。当時は「アインシュタインの予言から80年。未だ検出されず」という状況でしたが、まだこれからの分野の方が成果が出しやすかろうとか、20年後にも潤沢に研究テーマが残っているんじゃないかといった考えもありました。いわゆるブルーオーシャンというんですか。まさにその20年後に人類初の重力波の検出に関わることになるわけですが。

大学院の最後の年に国立天文台に就職が決まり、大学院を中退しました。働きながら学生時代の結果をまとめて、古巣から博士論文を提出しました。審査の主査は相原博明先生で、そのころの天文台の台長は海部宣男先生でしたが、二人とも麻布の大先輩だということは、だいぶ後になって知りました。

国立天文台ではTAMA300という重力波検出器を手がけたのですが、ここでは装置のあらゆる部分を好きなように触らせてもらえましたし、世界最高性能を誇った時期もありました。どの重力波検出器も装置の基本的な構造は同じなので、貴重な経験をさせてもらい非常に感謝しています。10年を国立天文台で過ごすうちに、米LIGO計画の世界最大の検出器が世界最高性能になっており、その技術力や組織力を学んでみたいと言う気持ちが徐々に強くなりました。そのとき丁度、現在のボスから「アメリカに来ないか」という誘いがあり、カリフォルニア工科大に移ることを決意しました。天文台の職を捨てて海外に出ていく人はあまりいなかったようで、人事課に退職届を出しに行ったら「教授と喧嘩したんですか!?」とビックリしていましたね(笑)。

次ページよりLIGOについて聞いてまいります

イベントのご案内です「麻布クローズドだから語れる オープン&ディープな開業医のリアル(仮称)」

麻布流儀編集部
麻布流儀編集部
date:2018/9/26

麻布流儀です。

2018年10月24日ワインワークス南青山にて、麻布OB医療関係者限定のイベントを実施いたします。

イベントページは↓

ebook.com/events/1865824033536137/

「麻布クローズドだから語れる オープン&ディープな開業医のリアル(仮称)」

【日時】2018年10月24日水曜日 19時30分~

【場所】 ワインワークス南青山 港区南青山3−2−3 南青山カトレアビル2階

【参加費】ドリンク・フード付き5,000円

【参加資格】 麻布OBの開業医および開業を考えている医師の方々、医療関係者

【趣旨】麻布OBクローズドの場で、開業医および開業を考えている医師や医療関係者が集まり、開業に至った経緯や資金繰りや職員マネジメントなどのリアルな悩みをシェアし、医師としてのキャリアパスなどをディープでリアルに語り合います。

あわせてこれから開業しようか迷っている医師の方々に向けて、お金の話もあわせてディープに情報提供いたします。

【内容予定】

1.2017年開業の、開業医1年生によるありのまま対談。

後藤英晃氏(ごとう内科を新規開業。平成4年麻布卒)

×高橋宏和(中條医院を継承開業。平成4年麻布卒)

2.「医師でない私がクリニックを創り、経営してきたからこそ見えてきたこと 〜色々な開業医や開業を目指す医師と関わって感じたこと〜」  

木下教之氏(医療法人社団相心調和会常務理事 平成7年卒)

3.ワークショップ「門外不出!麻布OBだけでシェアする開業成功談&失敗談」


主催の高橋さんにメッセージをいただきました。



麻布平成4年卒の高橋宏和です。

2017年10月に、千葉県船橋市でクリニックを開業しました。

まだまだ開業1年目でわからないことだらけで、ぜひ麻布の開業医の先輩がたにご指導うけたいと思いつつ、後輩の医師の方々で開業しようか迷っている方々へありのままの経験をシェアしたいと思うに至りました。

開業コンサルタントの業者は良いことしか言わないし、m3.comなどの医師SNSでは無責任な発言ばかり。

麻布obクローズドな会だからこそ語れる、ありのままのクリニック開業情報交換会を企画しました。

主催者として、お金のことプライベートのこと含め、参加者の方にすべてオープンに情報公開します!

今回第1回ですが、今後も麻布ob開業医&プレ開業医の皆様の交流の場として継続してイベントを行うつもりです。ディープな情報交換をするため、今回は医師や医療関係者、医業に関わる法律業務や会計業務などをされている麻布OBのみ参加とさせていただきますのでご了承ください。


参加の申し込み、質問は下記のイベントページでどうぞ。

https://www.facebook.com/events/1865824033536137/