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HCD対談会レポ「麻布という不治の病」

麻布流儀編集部
麻布流儀編集部
date:2018/5/17
HCD対談会レポ「麻布という不治の病」



平校長は昨年だけでこんなに参加されているそうです!

 昨年これが私が呼ばれた、同期会・OB会・地域会などです、漏れがあるかもしれませんが、昨年職業別の麻布卒医師の会、麻布卒公認会計士の会など職業別のものも出てきてますます忙しくなってきました。地域会としては名古屋、京都、ロンドンにもありますね。昔は満州にもあったのですが。一番古いのは昭和18年卒。旧制麻布中学校5年生の時。おんとし93歳ですが、この方々です

スライドに写真が映し出される。*写真なくてすみません

 この方は足が悪く、付き添いでお嬢さんといらしたのですが、またこの方は会社の会長さんを務めたおられたり、この方は土光敏夫さんの息子さん、昔海軍兵学校に行ってたよだとか、自分が受けた時の算数の問題をまだ覚えているなんて方も(笑)

観客(笑)

 しかも彼らは驚くことに毎月第四木曜日に自由が丘で月例会をやっているらしく、まさに不治の病(笑)。麻布生にとっては卒業は通過点でしかないということがよく分かる。まだまだお元気で続けて欲しいなぁと思いました

おおた ちなみに僕の祖父も麻布なんです

 ということで大体話は終わりましたが、今、桜がとても綺麗ですが、麻布の建物を写すと高い建物が入ってしまいます。この展望台1500円くらい払うと見れるんですが、昨日登ってきました。これがその写真です。四十代の子達はわかると思うけど、この屋上で技術の授業でサツマイモとかナスとかトマトとか作ったと思います

おおた 作りましたね

 プランターがそのまま残ってるんですね。僕はガーデニングが好きなので植物を育てようと思って、大麻は育てられないので(笑)

観客(笑)

 菜の花を育てました。東京タワーと菜の花の写真です、素晴らしいでしょう

観客拍手

 屋上解放しておりますので、よろしければ足を運んでください。ありがとうございました

中田 ありがとうございました、楽しんできまして、ちょっとお時間が予定を過ぎてしまいましたので、質疑応答聞きたいことがある方はこの後の第二部の講堂で行う会場で捕まえて話してみてください。またスライドの通り、麻布学園の第71回文化祭が5/2、3、4とありますので是非足をお運びください。平校長、今日はAモードで過ごしてよろしいでしょうか?

 はい(笑)

中田 それでは皆様も講堂に移っていただきまして昔を懐かしんでいただけたらと思います。最後になりましたが、おおたさん、平先生、ありがとうございました、もう一度盛大な拍手をお願いします

おおた ありがとうございました

対談会が終了。

 

おおた氏と平校長が面白おかしく話を進めて、終始会場の卒業生たちも笑い、うなずき、新たな発見もありながら、懐かしんでいる様子でした。おおた氏が麻布生の不治の病の一つとして、いい部分でも悪い部分でもあるところとして、麻布卒業生の内向きな部分を指摘し、俺らいい学校だったよな、で終わるのではなく、その良さをそれでは他の学校だったらどうしていけばいいのかということに目を向けるべきだという部分にはハッとさせられました。

また、平校長が本当に麻布の学生が大好きで大切にしていること、そして卒業生の会に呼ばれたら出来る限り足を運ばれていることなど含め、麻布愛に満ちていることを感じられたとても楽しく幸せな対談会でした。

麻布という不治の病。

治ることはないのかもしれません(笑)。平校長が語られたように、現役生から卒業生、教師やPTAの親御さんなども含め、その感染はどんどん広がっているようですが、こんな病なら感染拡大も嬉しいですよね?(笑)。

対談会終了後講堂に移動しました。ここからは旧友と再会したり昔話に花を咲かす時間となりました。また講堂で行われた校歌斉唱には、今回は少数人数の編成でしたが、麻布学園OBオーケストラが登場。オランダ在住の世界的指揮者の鈴木優人氏がわざわざホーム・カミング・デイにあわせて来日し指揮するなど大いに盛りがっていました。



最後に写真をおまけで掲載しておきます。ホーム・カミング・デイ運営委員会のみなさま、素敵な企画をありがとうございました。



以上、対談会のレポートでした。

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