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HCD対談会レポ「麻布という不治の病」

麻布流儀編集部
date:2018/5/17
HCD対談会レポ「麻布という不治の病」

校長が語る「A・C・Fモード」

 12番の警察官の前で過激派の格好をして挑発、というのも東京サミットの時で麻布署に連れてかれてしまいました。非常にTPOがわかっていない生徒が多かったので、どうすればいいかなということで、モードの切り替えということを言いました。Aモード、Cモード、Fモードというのを。Aモードと言うのはアットホームモード、場合によってはAZABUモードって言います。自由な空間だから大抵のことは大目にみるよってことです。交番なんかの公共的なところも麻布だと思っている子がほとんどだったので、Cモード、コモンセンスモードですね。校門から一歩出たらそこは麻布じゃないんだよと。Fモード、入学式や卒業式、始業式や終業式など式典の時は

ちゃんとした服装でフォーマルモードで来ないと笑われるよという話をしました。これをずっと言ってきました。特に周りから苦情が来るので、放課後広尾駅まで友達と複数人でいるうちは気をつけるように言いました。まあそんなことで、私が校長になって5年めで先日卒業式がありましたが、実に立派な卒業式で、羽織袴で参加していたり、会場に目を移すとみんなスーツにネクタイ、羽織袴の子もいますね!

観客 へー

おおた 普通常識ですからね(笑)

 学生服の子もいました。少し残念だったのは昔はクラブに愛着があって、野球部のユニフォームだとか、アメリカンフットボールの防具、プロテクターをつけてくるだとか、水泳部は海パン一丁というのも

観客(笑)

 まーそういうパフォーマンスはなかったんですが、ある意味フォーマルモードを徹底したことで、5年めで平イズムが浸透したかなぁなんて思いました(笑)

スライドに「パブリック・スクールと日本の名門校」という本が映し出される。*写真なくてすみません

 これはおおたさんの本ではないのですが、麻布を丹念に取材した秦由美子さんという方が書かれたパブリック・スクールと日本の名門校という本で、麻布を旧制麻布中学を4年で修了した池田潔さんの岩波新書の自由と規律というパブリックスクールを扱ったとても有名な本があるのですが、それに似たようなことを書いていらっしゃって、イギリスのイートンは灘高、ハロウはラサール、ラグビーは麻布と対比していたりして面白く読めましたので紹介しておきます。

スライドに女子校の卒業式の写真が映し出される。*写真なくてすみません

 これはちょっと自慢なのですが、ある学校の卒業式の模様なのですが、皆さんが憧れの東洋英和女学院高等部です。麻布生のマナーが良くなったからか、数年前から東洋英和から高校生と一緒に読書会をやらないかというオファーを受けて、間違いがあっちゃいけない!

観客(笑)

 セレクションを重ね、こいつなら大丈夫だという子を選んで。そういう甲斐があって、昨年から校長である私が卒業式の来賓として招待されるようになりました。羨ましいでしょう!(笑)

観客拍手

おおた これは歴代校長からすると偉業ですね!

観客(笑)

 男子校の卒業式と違って、みんな泣くんだなぁと。これからも東洋英和とは仲良くやっていきたいなぁと思っています

観客(笑)

次ページで最後です。様々な麻布同期会・OB会の話など